エビデンス

Evidence
2022/04/25
  • 珪素
  • 安全性

保存効力試験(10倍希釈)

試験成績書

No.13-102277

2013年10月9日

保存効力試験結果

1. 検体

2013年9月5日受取  計1点

umo 濃縮溶液(10倍希釈)

【補注】当社にて、減菌精製水で10倍希釈調製。

2. 試験方法(JPXⅥに準ずる)

(1) 試験菌

Escherichia coli NBRC 3972 (大腸菌)

Pseudomonas aeruginosa NBRC 13275 (緑膿菌)

Staphylococcus aureus NBRC 13276 (黄色ブドウ球菌)

Candida albicans NBRC 1594 (カンジダ)

Aspergillus brasiliensis NBRC 9455 (クロコウジカビ)

(2) 試験菌液の調製

細菌(E coli、P.aeruginosa、S.aureus)

SCD寒天培地で30℃、20時間前培養する。前培養菌を白金耳でかきとって減菌

生理食塩水に懸濁させ、約108個/mlに調製したものを試験菌液とする。

酵母(C.albicans)

ポテトデキストロース寒天培地で25℃、48時間前培養する。前培養菌を白金耳でかきとっ

て減菌生理食塩水に懸濁させ、約108個/mlに調製したものを試験菌液とする。

カビ(A.brasiliensis)

ポテトデキストロース寒天培地で25℃、7日間前培養する。前培養菌を白金耳でかきとっ

てポリソルベート80 0.05%加減菌生理食塩水に懸濁させ、約107個/mlに調製したものを試験菌液とする。

(3) 接種と保存

試験菌1種につき検体20gを減菌バイアル瓶にとり、試験菌液を1%量(0.2ml)接種する。それぞれ25℃で保存し、7、14、21、28日目に生菌数の測定を行う。

(4) 生菌数の測定

細菌はSCDLP寒天培地混釈法、真菌(酵母、カビ)はGPLP寒天培地混釈法による。

 

3. 試験結果

表1. 検体受取時の菌数値

表2. 接種後検体の菌数経時変化

4. まとめ

検体は、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、に対して良好な保存効力を示した。カンジダ、クロコウジカビも、接種菌数の減少傾向が明らかなことから、真菌に対する保存効力もほぼ良好と判断された。

以上

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