「ウモ濃縮溶液」の 表情ジワに及ぼす影響評価試験
■試験依頼社
株式会社APAコーポレーション
■要約
レプリカ二次元解析の試験前後のシワ面積相対値において、被験品塗布後は被験品塗布前と比較して有意に低い値を示した。このことより「ウモ濃縮溶液」を塗布すると、表情ジワを目立たなくなると考えられた。
■被験品
・「ウモ濃縮溶液」
■試験方法
顔面の片側目尻を無塗布、反対側目尻を被験品塗布とした。
温度21.0 ± 0.3℃、相対湿度45.0 ± 2.0%に維持された部屋で約20分間の安静期間を過ごし、試験環境に肌を馴化させた。
塗布前および塗布20分後に目尻を繰り返し可動させて表情ジワモデルを作成し、写真撮影およびレプリカ採取を実施した。
二次元レプリカ解析により、被験品の表情ジワに対する効果を評価した。
■結果
レプリカ二次元解析による被験品塗布前後のシワ面積相対値の平均値および標準偏差を表1、図1、レプリカによる被験品塗布前後のシワ解析例を表2に示した。
レプリカ画像、レプリカ解析画像およびフルフレームデジタル一眼写真は別途送付した。
表1 レプリカ二次元解析による塗布前のシワ面積を100%とした時の塗布後のシワ面積相対値
シワ面積相対値(%) | ||
---|---|---|
塗布前 | 塗布後 | t-test |
日100.0 ± 0.0 | 69.4 ± 22.4 | *P = 0.038 |
n = 5、平均値 ± 標準誤差、paired t-test、 *P < 0.05
図1 レプリカ二次元解析による被験品塗布前後のシワ面積相対値
表2 レプリカ二次元解析による被験品塗布前後のシワ解析例
被検者No. | 塗布前 | 塗布後 | |
---|---|---|---|
No.2 | レプリカ画像 | ||
解析画像 | |||
シワ面積相対値(%) | 100.0 | 46.2 | |
No.5 | レプリカ画像 | ||
解析画像 | |||
シワ面積相対値(%) | 100.0 | 62.6 |