エビデンス

Evidence
2022/05/26
  • 珪素
  • 美容

塗布前後の水分蒸散量測定

試験番号:CSA190207

要約

被験品「ウモ濃縮溶液」

を塗布した水分蒸散量を評価し、バリア機能に対する被験品の即時効果を検証した。

・被験品塗布部位の水分蒸散量は、対照部位と比較して塗布1時間後に有意に低い値を示した

上記より、被験品「ウモ濃縮溶液」は即時的に肌を改善すると考えられた。

試験番号:CSA190207

試験方法

測定部位を石鹸で洗い、汗や汚れ等を除去した。温度21.0 ± 0.2℃、相対湿度45.0 ± 1.5%に維持

された恒温恒湿室で20分間の安静期間を過ごし、試験環境に肌を馴化させた後、被験品5μL/cm2

を測定部位に塗布した。塗布前、塗布30分後、塗布1時間後、塗布2時間後に肌測定※1を実施し

た。また、試験の操作対照として無塗布部の測定を行った。

※1 以下の機器を用いて測定を実施した。

水分蒸散量 : Tewameter (TM300, Courage+Khazaka, Germany )1-3)

結果

標準状態の水分蒸散量を100%としたときの相対値の変化を表1、図1、相対値の個人データを表2

に、水分蒸散量の測定値の個人データを表3に示した。

値が小さい程、皮膚から失われる水分量が少ないことを示唆している。

参考文献

1) G. E. Nillson., Med. Biol. Eng. Comput., 15(3), 209-218, 1977.

2) A. O. Barel and P. Clarys., Skin Pharmacol. 8(4), 186-195, 1995.

3) K. De. Paepe., et al., Skin Res. Technol., 11(1), 61-69, 2005.

表1 塗布前の水分蒸散量を100%とした水分蒸散量相対値の変化

図1 塗布前の水分蒸散量を100%とした水分蒸散量相対値の変化

n = 6, mean ± s.d., paired t -test, †P < 0.1, *P < 0.05, **P < 0.01, ***P < 0.001

s.d.: standard deviation

表2 着用前の水分蒸散量を100%とした水分蒸散量相対値

表3 水分蒸散量の測定値

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