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Evidence
2022/05/26
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  • 美容

毛髪引張特性試験

検査・試験・評価結果報告書

2020年9月7日

株式会社 APAコーポレーション様

株式会社 消費科学研究所

〒550-0002 大阪市西区江戸堀-2-1-1

江戸堀センタービル 20F

TEL (06) 6445-4670・FAX (06) 6445-4671

2020年3月5日に受け付けました供試品の検査・試験・評価の結果をご報告申し上げます。

承認 試験担当:中川 朝野

1. 試験品

シャンプー 3点(写真1参照)

<内訳>

・umo濃縮溶液 無添加シャンプー

・umo濃縮溶液 1% 配合シャンプー

・umo濃縮溶液 5% 配合シャンプー

2. 試験毛束

No.1 ダメージ毛 ブランク

No.2 ダメージ毛 umo濃縮溶液 無添加シャンプー 10回処理

No.3 ダメージ毛 umo濃縮溶液 1% 配合シャンプー 10回処理

No.4 ダメージ毛 umo濃縮溶液 5% 配合シャンプー 10回処理

<写真1>

3. 試験依頼要旨

(1) 毛髪引張特性測定試験

(2) 電子顕微鏡による毛髪表面撮影

本報告書内容の全部または一部を他に掲載するときは、事前に必ず弊社の承認を受けて下さい。

4. 試験結果

○前処理

<予洗浄>

市販の未処理毛束(黒髪、30cm/10g)に対して、下記の処理を行う。

1) 1%ラウレス硫酸ナトリウム水溶液に1分間浸漬後、40℃のぬるま湯(以下、ぬるま湯)で2分間すすぎ紙製ウエスにて水気を吸い取る。

2) ドライヤーで7分間乾燥する。

<ダメージ処理毛の作製> 

1) 3%アンモニア水と3%過酸化水素水を1:1で混合した液を用い、水温40℃に設定した水浴内の容器中で20分間浸漬させる。(浴比1:30)

2) ぬるま湯で2分間すすぎ、紙製ウエスにて水気を吸い取ったのちドライヤーで7分間乾燥する。

※1) ~2)の操作を続けて3回繰り返す。

<試験品処理> *No.2~4について

ダメージ処理を施した毛束をぬるま湯に浸漬させた後、紙製ウエスで水気を吸い取ったものを用いる。

1) 毛束1束(約10g)に対し、依頼者提供の試験品シャンプー3gを毛束全体に手でまんべんなく塗布し、2分間馴染ませたあとぬるま湯で泡が切れるまで充分にすすぎ (2分程度)紙製ウエスで水気を吸い取る。

2) ドライヤーにて7分間乾燥する

※1) ~2) の操作を続けて10回繰り返す。

本報告書内容の全部または一部を他に掲載するときは、事前に必ず弊社の承認を受けて下さい。

(1) 毛髪引張特性測定試験

(方法)

1. 試験品処理後の毛束を下記測定環境にて24時間以上調湿する。

2. 毛元側と毛先側を固定した状態から、60mm/minで引っ張り、破断した時の荷重を測定する。

測定環境 室温20℃±5℃、相対湿度65%RH±10%

測定機器 引っ張り試験機 (島津製作所製)

(結果)

測定値は下記の通り。

【語句の説明】 

試験力・・・毛髪の破断した(ちぎれた)点で掛かっていた荷重のこと。  1N≒0.102kg

変位量・・・破断点に達するまでに伸長した長さ。

(2) 電子顕微鏡による毛髪表面撮影

(方法)

1. 処理毛束から無作為に選んだ毛髪を観察用サンプルとし、断面と軽く結んだ状態で試験台へセットする。

2. 作製したサンプルを電子顕微鏡にて観察し、処理した毛束ごとに2枚ずつ撮影をする。

(結果)

別紙に貼付する。 

以上

本報告書内容の全部または一部を他に掲載するときは、事前に必ず弊社の承認を受けて下さい。 

〈 別紙 〉

本報告書内容の全部または一部を他に掲載するときは、事前に必ず弊社の承認を受けて下さい。

< 別紙 >

本報告書内容の全部または一部を他に掲載するときは、事前に必ず弊社の承認を受けて下さい。

株式会社消費科学研究所

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